暗号(セキュリティ対策)

SEのための情報セキュリティ対策
セキュリティ対策として欠かすことが出来ない認証技術について解説
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暗号(セキュリティ対策)

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暗号化とは、一定のルールを用いて関係者だけが分かる値で、平文を暗号に変換する仕組みをいいます。
暗号化の目的としては、データ通信を第三者から盗聴・改ざんされることを防ぎ情報の機密性を確保することを目的とします。

暗号化技術は、共通鍵暗号方式、公開鍵暗号方式、ハイブリッド方式に分類できます。

●共通鍵方式
暗号化と複合化に同じ鍵を用います。共通鍵方式は、ストリーム暗号化方式とブロック暗号化方式に分けられます。

・ストリーム暗号化方式は、もとの情報(クリアテキストと呼ばれる)を符号化したものを1文字ずつ変換していく 方式です。代表的なものにRC4があります。

・ブロック暗号化方式は、クリアテキストをある固定長のブロックごとに分けて暗号化を行います。代表的なものにDES、AES、IDEA、FEAL、MISTYがあります。

●公開鍵方式
非対称鍵暗号化方式は公開鍵暗号化方式とも呼ばれ、暗号化と復号化に1組の鍵ペア(KeyPair)を使います。代表的なものにRSA、楕円曲線暗号があります。

●ハイブリッド方式
共通鍵と公開鍵方式を組み合わせたもので、データの暗号化に処理の速い共通鍵方式をもちいて、共通鍵の受け渡しに公開鍵方式を用います。

※鍵の数について
n人の人が互いに暗号化通信を行う場合、公開鍵と共通鍵方式では必要になる個数が違います。以下にそれぞれの暗号化方式に必要になる暗号鍵の個数を示します。

共通鍵方式→n(n-1)/2
公開鍵方式→2n



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