1. |
サーバ運用
(1) |
IDC内に設置したサーバ類(以下,設置サーバという)について,24時間365日にわたって稼働状況を監視すること
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(2) |
設置サーバに対するインターネット経由の不正アクセス(以下,不正アクセスという)の有無を,24時間365日にわたって監視すること
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(3) |
不正アクセスなどの緊急事態が発生した場合に,迅速な対処が可能であること
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2. |
入退管理
(1) |
すべてのIDC社員(派遣契約社員,外注者を含む。以下同様とする)及び外来者を入退管理の対象にし,更に外来者については,事前の届出を必須にすること
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(2) |
入館時には,IDC社員,外来者を問わず,身分証明書を提示させること
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(3) |
外来者には所持品検査を行い,入退記録簿への記入を求め,外来者用の[ a ]を貸与すること
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(4) |
コンピュータ室への出入りの際には,[ a ]を使った個人識別と記録を実施すること。さらに,共連れ(1人の認証で,複数人が出入りする行為)やすれ違いを抑止するために,アンチパスバック機能(2回連続して入室できず,また2回連続して退室できない機能)を利用していること
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3. |
監視設備
(1) |
建物外壁の窓ガラスに,振動や開閉を検知するセンサを設置し,昼夜を問わず侵入者を自動検知すること
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(2) |
建物のすべての出入口に[ b ]を設置し,警備室から終日監視すること
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(3) |
コンピュータ室内及び通路の要所にも[ b ]を設置し,警備室から終日監視すること
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4. |
電源設備
(1) |
2系統受電,ループ受電などの受電方式を採用し,ビル内の配電経路を二重化していること
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(2) |
商用電源の瞬断や停電時には,非常用電源によって電力を供給できること
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(3) |
非常用電源として,起動から発電開始までの時間が短いガスタービン発電機を設置していること
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5. |
空調設備
(1) |
空調機は,現用系N台+予備系1台で構成されていること
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(2) |
大規模な地震時の可用性向上のために,水冷式の空調機を採用していること
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6. |
防火対策と消化設備
(1) |
室内の建材や備品などには,不燃材,準不燃材又は難燃材を使用していること
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(2) |
コンピュータ室には,超高感度煙検知機と連動した泡消火設備を設置していること
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7. |
コンピュータ室の設置に関する要件
(1) |
不正侵入防止のために,外壁窓ガラスは網入りガラスを使用していること
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(2) |
地震発生時に,照明器具が落下,損傷しないような措置を講じていること
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