TKIP(temporal key integrity protocol) |
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無線LANの標準仕様を規定するIEEE802.11作業部会が策定した、暗号化通信のための暗号鍵の実装および鍵交換方式をいいます。
安全性に問題があると指摘されている無線LANの標準規格IEEE802.11のセキュリティ機能「WEP」の強化版で,当初は「WEP2」と呼ばれていました。
TKIPの WEPからの主な変更点は、
1)乱数の初期値を決める数字「IV」(初期化ベクトル)の鍵長を24ビットから48ビットに増やす
2)管理者が設定した暗号用パスワードをそのまま使うのではなく,パスワード,疑似乱数,通信機器のMACアドレス,IVなどを材料に「一時鍵」を作成して,端末ごと,通信セッションごとに暗号鍵を更新する
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暗号アルゴリズムには,WEPと同じ「RC4」を使うため,既存の無線LAN製品のハードウエアがそのまま使える。Wi-Fiアライアンスが2003年から認定作業を始めた無線LANセキュリティの業界標準「WPA」(Wi-Fi
protected access)の柱の一つに採用されています。
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